エアコン交換工事の所要時間は?隠蔽配管やマルチエアコン工事のタイムスケジュール公開
「エアコン工事って、1日中かかるの? それとも1〜2時間で終わるの?」 「仕事の合間に立ち会いたいから、正確な終了時間を知りたい」
エアコン工事を依頼する際、スケジュールの確保は重要な問題です。 工事の内容によって、所要時間は「90分」で終わることもあれば、「半日以上」かかることもあります。この違いを理解しておかないと、「午後の予定に間に合わない!」と焦ることになってしまいます。
今回は、工事タイプ別の「標準的な所要時間」と、実際にプロが現場でどのように動いているのか、リアルなタイムスケジュールを公開します。
パターン①:標準的なエアコン交換(90分〜120分)

最も多い「標準設置(ベランダ置き・配管4m以内)」での買い替え工事です。 特にトラブルがなければ、1台あたり1時間半〜2時間が目安です。
【当日のタイムスケジュール例】
- 0:00〜0:15 【養生・現場確認】
床にキルティングマットを敷き、壁や家具を保護します。設置場所の採寸を行います。 - 0:15〜0:45 【取り外し・搬出】
古いエアコンのポンプダウン(ガス回収)を行い、丁寧に取り外して屋外へ運び出します。 - 0:45〜1:15 【据え付け工事】
新しい背板を取り付け、室内機を固定。配管を繋ぎ、化粧カバーまたはテープ巻きで仕上げます。 - 1:15〜1:30 【真空引き・気密試験】
※ここが最重要! 専用ポンプで配管内の空気を抜きます。この時間は機械を回しっぱなしになります。 - 1:30〜1:45 【試運転・片付け】
冷暖房が効くか、水漏れがないかを確認。掃除機をかけて終了です。
パターン②:難易度が高い「隠蔽配管・換気機能付き」(3時間〜4時間)

壁の中に配管が埋まっている「隠蔽配管」や、加湿・換気ホースがある高機能エアコン(うるさら等)の場合、工程が増えるため時間がかかります。半日(午前中いっぱい、または午後いっぱい)を見ておく必要があります。
【時間がかかる理由】
- 配管洗浄(フラッシング): 既存の配管を再利用するために、内部を窒素ガスや洗浄液で洗う工程が追加されます(+30分〜1時間)。
- 配管の加工・延長: 壁の中から出ている配管の長さや接続口(ユニオン)を調整するのに、高度な技術と時間を要します。
パターン③:大掛かりな「マルチエアコン・天カセ」(半日〜1日)

室外機1台で室内機を複数台動かす「マルチエアコン」や、天井埋め込み型(ハウジングエアコン)の交換は、ほぼ1日仕事になります。
目安: 9:00開始 〜 15:00〜17:00終了
理由:
- 室外機が非常に重く(50kg〜80kg)、搬出入に時間がかかる。
- 天井裏の電気配線工事が必要になることが多い。
- 複数台の通信設定や、長時間の真空引きが必要。
この場合、「工事の後に予定を入れる」のは避けた方が無難です。
工事時間が「長引く」意外な原因とは?

プロは時間通りに進めるよう努力しますが、現場の状況によっては予定よりオーバーすることがあります。
- 家具の移動ができていない
エアコンの下にベッドやタンスがあると、脚立が立てられません。工事当日に家具移動から始めると、30分以上のロスになります。 - 雨天での作業
雨が入らないようにシートで養生しながら作業するため、晴天時より時間がかかります。(※豪雨の場合は延期をご相談することもあります) - 「隠れトラブル」の発覚
古いエアコンを外してみたら「壁のボードが腐っていた」「コンセントが焦げていた」などが発覚し、その補修工事が必要になるケースです。
まとめ:余裕を持ったスケジュール確保を
「早く終わらせてほしい」というお気持ちは分かりますが、エアコン工事において「過度なスピード重視」は禁物です。 真空引きの時間や、丁寧な水平確認を省けば早く終わりますが、それは手抜き工事に他なりません。
| 工事内容 | 所要時間の目安 | 事前の準備・注意点 |
|---|---|---|
| 標準的な交換 | 1.5時間〜2.5時間 | 作業スペースを空けておく |
| 隠蔽配管・高機能機 | 3時間〜4時間(半日) | 配管洗浄などの追加工程あり |
| マルチ・天井埋込 | 5時間〜8時間(1日) | 午後の予定は入れない |
標準工事なら:2時間〜2.5時間の枠を確保
隠蔽配管なら:半日の枠を確保
作業スペース(エアコンの下)は事前に空けておく
当店では、事前のお見積もり段階で「想定される所要時間」を正確にお伝えします。 「この日は午後から出かけたい」などのご要望があれば、人員を増やして対応するなどの調整も可能ですので、お気軽にご相談ください。丁寧かつスピーディーな施工をお約束します。

