営業時間 10:00〜18:00

電話アイコン 03-5341-4644
電話アイコン
コラム

隠蔽配管の壁の内部で「結露」が発生!壁紙のシミやカビを防ぐ断熱処理

隠蔽配管 結露

「エアコンの下の壁紙に、水が染みたようなシミができている」
「エアコンの周りから、ツンとしたカビのニオイがする」
「エアコン本体から水は垂れていないのに、なぜか壁が湿っている」

新築時に配管を壁の中に埋め込む「隠蔽配管(先行配管)」を採用されたお宅で、築10年を過ぎた頃からこのような症状にお悩みの方が増えています。
実はこれ、エアコン本体の故障による水漏れではなく、壁の中に埋まっている配管に「結露」が発生し、そこから滴り落ちた水が壁紙に染み出している可能性が非常に高い危険なサインです。

この記事では、なぜ隠蔽配管の壁の中で結露が起きてしまうのか、放置した場合の恐ろしいリスクと、シミやカビを根本から防ぐためのプロの断熱改修工事について解説します。

他店で断られた工事もご相談ください

なぜ壁の中の「隠蔽配管」で結露が発生するのか?

考える女性

夏場、氷を入れた冷たいグラスの表面に水滴がたくさん付く現象と同じことが、壁の中のエアコン配管でも起きています。

エアコンの冷媒ガスが通る銅管は非常に冷たくなるため、通常は結露を防ぐための分厚い「断熱材(保温材)」でぐるぐると巻かれています。しかし、以下のような原因で断熱材に隙間ができると、そこで空気が急激に冷やされて大量の結露水が発生してしまいます。

  • 新築時の施工不良: 配管同士の繋ぎ目や、断熱材のテープの巻き方が甘かった場合、わずかな隙間から結露が始まります。壁の中に隠れてしまうため、手抜き工事が発覚しにくい部分でもあります。
  • 経年劣化による断熱材の収縮・ひび割れ: 長年の温度変化により、断熱材のスポンジ部分が縮んだり硬くなって割れたりすることがあります。そこから銅管がむき出しになり、結露が周囲の壁(石膏ボードや断熱材)に染み込んでいきます。
  • 小動物(ネズミなど)による被害: 稀なケースですが、壁の中に侵入したネズミなどが、巣作りのために柔らかい断熱材をかじってボロボロにしてしまい、そこから結露が発生することもあります。

結露を放置するとどうなる?建物の寿命を縮めるリスク

「ちょっと壁紙にシミができているだけだから」と放置するのは絶対に危険です。壁紙にシミが現れたということは、すでに壁の内部は水浸しになっている証拠だからです。

  • カビの大量発生と健康被害: 常に湿った状態の壁内部は、カビやダニにとって絶好の繁殖場所です。カビの胞子がエアコンの風に乗って部屋中にまき散らされ、アレルギーや喘息の原因になる恐れがあります。
  • 建物の構造材(木材や鉄骨)の腐食: 結露水が壁の中を伝い落ち、家の土台となる木材を腐らせたり、鉄骨に致命的なサビを発生させたりします。こうなると、空調の修理だけでは済まず、壁を壊して柱をやり直す数百万円規模の大規模リフォームが必要になってしまいます。

根本解決!プロが提案する2つの改修工事

2つ

壁紙だけを新しく張り替えても、壁の中の結露が止まらない限りすぐにまたシミができてしまいます。根本的に解決するためには、空調設備の専門業者による配管の改修工事が必須です。

解決策1:壁を一部開口し、断熱処理をやり直す

壁紙のシミができている部分の壁(石膏ボード)を四角く切り取り、壁の中の配管を露出させます。結露の原因となっている断熱材の隙間や劣化部分を特定し、新しい断熱材を隙間なく巻き直し、専用のテープで厳重に密閉(防露処理)します。その後、壁と壁紙を元通りに修復します。

解決策2:隠蔽配管を諦め、「露出配管」へ新設する

もし壁の中の配管の劣化が激しい場合や、結露箇所が広範囲にわたる場合は、既存の隠蔽配管の使用を完全にストップします。壁の中で密閉処理を行い、新しく外壁に沿って配管を下ろす「露出配管」としてエアコンを再設置します。壁の中での水漏れリスクがゼロになる、最も確実で安全な方法です。

壁紙のシミやカビにお悩みなら、すぐにご相談ください

「エアコン周辺の壁が黒ずんできたけれど、どこに頼めばいいか分からない」
「リフォーム業者を呼ぶべきか、電気屋さんを呼ぶべきか迷っている」

隠蔽配管の結露トラブルは、建物の構造と空調配管の両方の知識を持つ専門業者でなければ、正しい原因特定と根本的な改修ができません。

お電話、または当サイトのお問い合わせフォームより現在の症状をお知らせいただければ、豊富な施工実績を持つプロがお客様のご自宅の状況を診断し、被害の拡大を防ぐための最適な改修プランと明朗なお見積りをご提案いたします。
お問い合わせの際は、シミができている壁紙の写真や、エアコン全体の写真を添付していただけますと、よりスムーズで正確なご案内が可能です。大切なお住まいをカビや腐食から守るため、少しでも異変を感じたら手遅れになる前にエアコンテンポスへご相談ください!

この記事の著者
エアコン総合アドバイザー 上田 雄一郎

エアコン総合アドバイザー / 空調設備士

上田 雄一郎

空調業界で10年以上のキャリアを持つ。エアコンの機種選定に関する相談から、難易度の高い設置工事、急なトラブルへの修理対応までをワンストップで手掛ける「現場を知り尽くした」専門家。これまでに施工・修理した台数は累計1,500台を超え、個人の住宅から店舗まで幅広く対応。単に機器を取り付けるだけで無く、住宅構造や電気効率を考えた「10年後も後悔しない設置」を信念としている。現在はその経験を活かし、失敗しないエアコン選びのコツを発信中。

LINEで相談 LINEで無料相談