マルチエアコンでよくある「エラーコード」一覧!業者を呼ぶ前に試すべきリセット方法

「エアコンが突然止まって、本体のランプがチカチカ点滅している」 「リモコンの画面に見慣れない英数字が表示されて動かない」
マルチエアコンをお使いでこのような症状が出た場合、エアコンが何らかの異常を検知して運転を停止しているサイン(エラーコード)です。1台の室外機で複数の部屋を冷暖房しているマルチエアコンは、1箇所のエラーで家中のエアコンが使えなくなることもあり、非常に焦ってしまいますよね。
しかし、慌てて修理業者を呼ぶ前に少しお待ちください。実は、一時的なシステムのエラーであれば、ご自身で「リセット」するだけで直るケースも少なくありません。
この記事では、主要メーカー別によくあるエラーコードの意味と、業者を呼ぶ前に必ず試していただきたい正しいリセット手順をプロの視点で解説します。
主要メーカー別!よくあるエラーコードの意味
メーカーによってエラーコードの英数字は異なります。ここでは、修理依頼が特に多い代表的なエラーコードをまとめました。お手元のリモコン画面と照らし合わせてみてください。
| メーカー | エラーコード | 主な意味と原因 |
|---|---|---|
| ダイキン (DAIKIN) | U4 | 室内機と室外機の間の通信異常。配線の断線や基板の不具合が疑われます。 |
| A3 | ドレン(結露水)の水位異常。汚れによるドレンホースの詰まりやポンプの故障が多いです。 | |
| U0 | 冷媒ガス不足。どこからかガスが漏れている可能性が高い危険なサインです。 | |
| パナソニック (Panasonic) | H11 | 室内機と室外機の通信異常。基板や配線のトラブルです。 |
| H14 | 室内機の吸い込み温度センサーの異常。 | |
| F91 | 冷媒サイクル(ガス)の異常。ガス漏れや配管の折れが疑われます。 | |
| 三菱電機 (MITSUBISHI) | U8 | 室内機のファンモーター異常。モーター自体の故障が考えられます。 |
| E9 | 室内機と室外機の通信異常。 | |
| U0・U4 | 室外機の温度異常やサーミスタ(センサー)のショートなど。 | |
| 日立 (HITACHI) | 03 | 室内外の通信異常。基板不良や配線の問題です。 |
| 04 | 室外機の異常。コンプレッサーやインバーター基板の故障など、重症なケースが多いです。 | |
| 12 | 室内機のファンモーター異常。 |
業者を呼ぶ前に試すべき「正しいリセット手順」

落雷や一時的な電圧の乱れ、ソフトウェアのちょっとしたバグが原因でエラーが出ている場合、以下の手順でエアコンのシステムを再起動(リセット)することで、嘘のように正常に動き出すことがあります。
- 手順1:リモコンで室内機の電源をオフにする
まずは全室のエアコンをリモコンで停止状態にします。 - 手順2:エアコン専用の「ブレーカー」を落とす
お部屋の壁のコンセントを抜くのではなく、分電盤(メインのブレーカーボックス)を開け、「エアコン」と書かれた専用のスイッチ(子ブレーカー)を「切(OFF)」にします。マルチエアコンの場合は、室外機用に200Vの大きなブレーカーが独立していることが多いので、それを落とします。 - 手順3:そのまま「5分間」待つ
ここが最大のポイントです。ブレーカーを落としてすぐに上げてしまうと、内部の基板に電気が残っており完全にリセットされません。必ず3分から5分ほど放置して、完全に放電させます。 - 手順4:ブレーカーを上げ、運転を再開する
5分経過したらブレーカーを「入(ON)」に戻し、リモコンで冷房や暖房をつけてみてください。ランプの点滅が消え、冷たい風(暖かい風)が出てくれば、一時的なエラーだった証拠です。そのままお使いいただいて問題ありません。
リセットしても直らない、すぐにエラーが再発する場合は

上記のリセット手順を試してもすぐにランプが点滅してしまう場合や、リセット自体が効かない場合は、基板のショートやガス漏れなど、物理的な故障が確実に起きています。
これ以上ご自身で何度も再起動を繰り返すと、コンプレッサーなどの重要部品に致命的なダメージを与え、修理費用が跳ね上がってしまうため、すぐにご使用を中止してください。
マルチエアコンのトラブルは専門業者にご相談を
「リセットを試したけれど直らなかった」 「古いマルチエアコンなので、高額な修理になるなら交換も検討したい」
そのような場合は、ぜひエアコンテンポスへお気軽にご相談ください。
お電話、または当サイトのお問い合わせフォームより、エアコンのメーカー、表示されているエラーコード、そしてご使用年数をお知らせいただければ、考えられる故障原因と、修理すべきか買い替えるべきかの適切なアドバイスをご提案いたします。
お問い合わせの際は、マルチエアコン特有の複雑なトラブルも、経験豊富なプロがしっかりと解決に導きますので、まずはお気軽にお問い合わせください!


