営業時間 10:00〜18:00

電話アイコン 03-5341-4644
電話アイコン
コラム

マルチエアコンから個別へ変更!使わなくなる「壁の穴」や「配管」の処理方法

マルチエアコンから個別エアコン(1対1の通常のエアコン)への切り替えを検討する際、多くの方が不安に感じるのが「使わなくなる壁の穴や配管はどうなるの?」という疑問です。

「穴からすきま風が入ってこないか」「見た目が悪くならないか」「虫が侵入しないか」

こうしたご不安はごもっともです。この記事では、マルチエアコンから個別エアコンへ移行する際に、不要になった配管や壁の穴をどのように処理するのか、プロの施工方法を解説します。切り替え工事への不安を解消するために、ぜひお役立てください。

1. 使わなくなる「配管」の処理方法

マルチエアコンで使っていた配管を新しいエアコンで再利用しない場合、配管の処理方法は現在の設置状況によって異なります。

壁の中に配管が埋まっている場合(隠蔽配管)

壁の中に埋め込まれた配管を無理に引き抜くことは、壁の内部や建物の構造を傷つける恐れがあるため行いません。基本的には「壁の中にそのまま残す(残置する)」形になります。室内と室外の出口部分で配管を短くカットし、パテ(粘土のような充填材)でしっかりとフタをして、湿気や虫が入らないように密閉処理を行います。

外壁に配管が這っている場合(露出配管)

外壁を這っていた不要な配管は、基本的にはすべて撤去します。大きな室外機へ繋がっていた複数の配管がなくなるため、外観は工事前よりもスッキリと綺麗になるケースがほとんどです。

2. 使わなくなる「壁の穴」の処理と壁補修について

エアコンを取り外した後に残る丸い穴(スリーブ穴)は、以下の手順で確実に塞ぎ、すきま風や虫の侵入を完全に防ぎます。

  1. 内部の空洞をパテで埋める
    穴の中を空洞のままにすると、壁の中の冷気や外気が室内に入り込んでしまいます。これを防ぐため、穴の内部に配管用のパテをしっかりと詰め込み、気密性と断熱性を確保します。
  2. 専用の「ウォールキャップ」を取り付ける
    パテで塞いだ上から、室内側と室外側の両方に「ウォールキャップ(メクラキャップ)」と呼ばれる専用のプラスチック製カバーを取り付けます。壁にしっかり固定されるため、見た目も平らで違和感なく仕上がります。
  3. 室外側は防水処理(コーキング)を実施
    外壁側のキャップ周りには、雨水の侵入を防ぐために専用のコーキング材(防水シール)を塗布します。これにより、台風などの大雨でも壁の中に水が染み込む心配はありません。

※もし、取り外したエアコンの跡が気になる場合は簡易クロス補修も行います。

3. 見た目を綺麗に保つ!プロならではの工夫

 

使わなくなった穴を塞いだ後、目立つ仕上がりになるのを避けるため、専門業者ならではの配慮があります。

  • 壁紙や外壁に合わせた色選び: ウォールキャップにはホワイト、アイボリー、ブラウンなどのバリエーションがあります。室内側は壁紙に、室外側は外壁に近い色を選択することで、跡をできる限り目立たなくさせます。
  • 家具の配置で隠すことも可能: キャップで塞げば壁は平らになるため、その前に本棚や収納家具を配置して、完全に隠してしまうことも可能です。

4. 工事後の見た目やすきま風の不安も、お気軽にご相談ください

「マルチエアコンをやめて個別エアコンにしたいけれど、家の壁に穴の跡が残るのが心配」「すきま風が入ってきそうで踏み切れない」

そうお悩みの方は、ぜひエアコンテンポスへお気軽にご相談ください。美観を損なわず気密性をしっかり保つ確実な施工プランをご提案いたします。

お問い合わせ時に頂けるとスムーズな情報:

  • 現在のエアコン室内機の設置場所の写真
  • 室外機の設置状況の写真
  • 配管が壁の中を通っているか(隠蔽配管かどうか)
この記事の著者
エアコン総合アドバイザー 上田 雄一郎

エアコン総合アドバイザー / 空調設備士

上田 雄一郎

空調業界で10年以上のキャリアを持つ。エアコンの機種選定に関する相談から、難易度の高い設置工事、急なトラブルへの修理対応までをワンストップで手掛ける「現場を知り尽くした」専門家。これまでに施工・修理した台数は累計1,500台を超え、個人の住宅から店舗まで幅広く対応。単に機器を取り付けるだけで無く、住宅構造や電気効率を考えた「10年後も後悔しない設置」を信念としている。現在はその経験を活かし、失敗しないエアコン選びのコツを発信中。