トヨタホームの家でエアコンを新設|鉄骨ユニット工法における施工の制約と対策

「家電量販店でエアコンを買ったのに、トヨタホームだと言ったら鉄骨があるから穴が開けられないと断られた」
「新築時にエアコンを付けなかった部屋に新設したいけれど、家の構造に傷がつかないか心配」
トヨタホームにお住まいの方から、このようなエアコン設置に関するお悩みをよくご相談いただきます。
工場で強固な鉄骨の箱(ユニット)を作り、それを現場で組み上げる「鉄骨ユニット工法」。地震に非常に強いという素晴らしいメリットがある反面、後付けでエアコンの穴を開けたり、配管を通したりする工事においては、一般的な木造住宅にはない特有の難しさがあります。
この記事では、トヨタホームの家でエアコンを新設する際に壁となる「鉄骨ユニット工法」の制約と、大切なマイホームの構造を傷つけずに美しく仕上げるためのプロの対策を解説します。
なぜトヨタホームのエアコン新設は断られやすいのか?

一般的な工事業者がトヨタホームでの穴あけ工事を敬遠する最大の理由は、壁の中に隠れている「太くて頑丈な鉄骨」の存在です。
鉄骨ユニット工法では、部屋の四隅や天井、床の境界部分に、建物を支える非常に太い鉄の柱や梁(フレーム)が通っています。万が一、エアコンの配管を通すための穴を開ける際、ドリルでこの鉄骨フレームに傷をつけてしまったり切断してしまったりすると、トヨタホーム最大の強みである耐震性が大きく損なわれてしまいます。
さらに、鉄骨の周りには筋交い(ブレース)が入っている場所もあり、外からは全く見えません。「どこに鉄骨があるか分からない」「建物の保証に関わるトラブルを避けたい」という理由で、経験の浅い業者はリスクを避けて工事を断ってしまうのです。
鉄骨を絶対に傷つけない!安全な穴あけの対策と手順

ハウスメーカーの構造を熟知した専門業者は、当てずっぽうで壁に穴を開けるようなことは絶対にいたしません。以下の手順で確実な安全を確保します。
- 建築図面での事前確認: まずは、お客様がお持ちの平面図や立面図などの図面を拝見し、エアコンを取り付けたい壁の裏に鉄骨の柱やブレース(筋交い)が通っていないかを念入りに確認します。
- 壁裏センサーによる位置の特定: 図面上の確認だけでなく、現場で金属を探知する高性能な壁裏センサーを使用し、実際の鉄骨の位置をミリ単位で特定して穴を開ける場所の目星をつけます。
- 室内側から少しずつ開口しての直接目視: 位置を決めた後も、いきなり外壁までドリルを貫通させることはしません。まずは室内の石膏ボードだけを丸く切り抜き、開いた穴からペンライト等で壁の内部を直接目で見て確認します。鉄骨や配線がないことを確実に確認してから、初めて外壁側に穴を開けます。
ユニット工法特有の「配管ルートの制約」と美しい仕上げ

鉄骨を確実に避けて穴を開けようとすると、どうしても「エアコン本体の真後ろ」という一番目立たない場所に穴を開けられないケースが出てきます。鉄骨の柱が干渉するため、エアコン本体から少し離れた横の壁や、少し下がった位置に穴を開けざるを得ないことがあるのです。
「部屋の中に配管が丸見えになってしまうのでは?」とご不安になるかもしれませんが、ご安心ください。
- 室内用化粧カバーでの美しい配管処理: エアコン本体から開口部(穴)までの室内を這う配管には、専用の「室内用化粧カバー」を取り付けます。壁紙の色に合わせたカバーを使用し、直角に曲げるなどして真っ直ぐなラインを作ることで、配管が露出していてもインテリアの美観を損なわないスッキリとした仕上がりを実現します。
- 外観に合わせた屋外カバーのカラーコーディネート: 外壁側も同様に、トヨタホームのスタイリッシュな外観に合わせて、雨樋や外壁の色と馴染む屋外用配管カバーを施工いたします。
トヨタホームのエアコン新設・交換はプロにお任せください
「図面の見方が分からないけれど、うちの壁にエアコンは付けられる?」
「他店で鉄骨にあたると言われて諦めかけている」
トヨタホーム(鉄骨ユニット工法)でのエアコン工事は、建物の構造を理解し、絶対に鉄骨を傷つけない慎重さと技術を持つ専門業者に依頼することが何より重要です。
お電話、またはお問い合わせフォームより現状をお知らせいただければ、豊富な施工実績を持つプロが、お客様の大切なマイホームの安全と美観を守る最適な工事プランをご提案いたします。
お問い合わせの際は、エアコンを取り付けたい場所の写真や、お持ちであれば図面の写真を添付していただけますと、よりスムーズで正確なご案内が可能です。難易度の高いハウスメーカーの工事も、まずはプロへお気軽にご相談ください!


