【 派遣社員 で働く事は幸せなのか！？】

「ワークライフバランス」や「働き方改革」など、めまぐるしく変化する労働環境の変化を身をもって味わった方へのインタビュー記事の第1回です。
今回は弊社グループ社員が実際に「派遣社員として勤務していた実体験」をお届けします。

【ベンチャー企業に新入社員として「意気揚々と」入社→4年後に退社】

（グループ会社T社：　Y・Tさん）

仕事は忙しく、土日も営業している店舗で責任者として働いている私には完全に休みの日（お客さん・会社から連絡無い日）はありませんでした。気の休まらない毎日を過ごす中、食生活も酷くて、一人暮らしの私の昼食はカップラーメン、夜には毎日お酒を飲んでストレスを解消する日々。

不摂生のせいなのか、原因不明の湿疹が体中に出来て、どこの病院に通っても改善が見られず、ついには主治医から退職を勧められますが、若さにまかせて、だましだまし勤務していました。

【新しいライフスタイル：派遣社員という働き方】

「せっかく働くなら自分の好きな仕事に時間を費やしたい！」

そう考えた私は当時憧れていた大好きなスポーツブランドショップに直接連絡しました。ただすぐに採用というわけではなく、「派遣会社を通して欲しい」と言われたのです。働き方に関して「正社員かアルバイトの2択」のイメージしかなかった私にとって、派遣社員という新しい働き方はすごく新鮮に思えました。

登録型派遣会社を通じて晴れて念願のショップ販売の仕事を始めた私は、すぐに派遣社員として働く楽しさを実感。なぜなら正社員時代とは違い、働く時間・自由な時間を自分で指定することが可能になったのです。おかげで休日は趣味のスポーツ・退勤後は仲間と大好きなお酒の時間に当てる事が出来ました。
同じ趣味の仲間（派遣社員の仲間）との繋がりも出来、趣味の幅も広がりました。当時50歳で派遣社員だったWさんとは、２０歳になる娘さんとも一緒に休日に趣味を楽しむこともありました。

【一度きりの人生！どう生きるか】

派遣社員として、そんな楽しい時間も半年が過ぎた頃。親戚が立ち上げた会社が人手不足ということで正社員として働く事になりました。当時の仲間とは、15年が経った今でも年に２～３回集まって楽しく過ごしてます。そんな時ふと、自分が今でも派遣社員として働いていたらどんな人生を送っていただろうと考える時もあります。

世間は「正社員」・「派遣社員」と区別したがります。でも自分が実際に派遣社員働いた経験からいえることは、

「自分がどう思うか、また家族がどう思うか」が大事なんだと思います。
呼び方が変わるだけで、【自分の働きがいのあるスタイル】は決して変わらないと思いました。

一度きりの人生！悔いのないように生きていきたい！！いまでもそう思います。

当時50歳だったWさんも、現在65歳になりアルバイトとしてスポーツブランドの配送のお仕事を週3回しています。今の楽しみは孫と一緒にスポーツを楽しむことだそうです！

【twitter】 https://twitter.com/dspark200307
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