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郷に入っては郷に従え!職場のルールは社会共通ではない
今回のテーマは職場のルールです。職場のルールってどの職場でも実践されているように思いがちですが、あくまでもローカルルールであって社会共通のルールではありません。
みなさんの職場にはどのようなルールがありますか?食事休憩などを暗号にしている職場や挨拶の仕方にもお店によって独自のルールがあるようです。今回は、そんな職場のルールや転職先でのNGワードなどについてお伝えしたいと思います。
目次
1. 転職したら前の職場のことは忘れて!
これから、はじめて転職をする方は、前の職場での経験を活かして頑張っていこう!と思われていることでしょう。もちろん転職先の人事の方も前の会社での経験を買って採用したことだと思います。誰でも職場への初出勤日は緊張するものですよね。初めて会う同僚、上司、お客様、全てが新鮮だと思います。
その新鮮な気持ちを楽しみつつも、実は一つだけ気をつけていただきたいことがあります。前の会社での経験を活かして働くことは、転職先としては即戦力の人材として大歓迎なのですが、職場においては決められたルールがあり、それは社会共通のルールではないということをわきまえておかなければならないということです。それでは、職場ごとの決められたルールの一例について調べてみましたので次の章でご紹介したいと思います。
2. 職場独自のルールについて調べてみました
■2-1. お客様には「いらっしゃいませ」ではなく「こんにちは」と挨拶する(専門店)
接客業をしていると「いらっしゃいませ」が自然に出てしまいがちですが、自分自身がよく利用するお店のことを考えると、たしかに「こんにちは」と挨拶されることもありますよね。
■2-2. ガム1個しか購入しないときも袋が不要かどうかを聞いてはいけない(小売店)
お店によっては、ガム1個であれば何も聞かずにシールを貼るところもありますよね。お客様から要らないと言われないかぎりは、袋に入れないといけないようです。
■2-3. スタッフは店内のイスに座らずしゃがんで接客をしないといけない(量販店)
店内でお客様が書類を書くときにイスに座ってもらうそうなのですが、店員はしゃがんで接客しないといけないそうです。
(番外編)当社ディースパークの独自ルール
■番外編-1. ご苦労様です。
上司、部下に関係なく「お疲れ様です。」では無く、「ご苦労様です。」と言います。普通は上司には使ってはいけませんが当社では「ご苦労様です。」です。さらに社歴の長いメンバーは「す~。」とものすごく省略する人も。転職組は慣れるのに大変かもです。
■番外編-2. 上司でもさんづけで
上司、部下に関係なく呼ぶときは「●●さん」と呼びます。「●●課長」とか役職名では呼んではいけません。ですので入ったばかりの新卒社員が社長の晴山(当時)を呼ぶときも「晴山さん」と呼びます。
3. 同僚を気遣いながら前の職場の良いところだけを実践
ルールをきちんとマニュアル化して勤務が始まる前に研修で教えてくれる職場もあれば、あえて何も教えずに、やらかしたときにだけ注意をして教えるスタンスの職場もあります。
もし、前の職場で実践していたことをやって、注意を受けてしまったり、職場独自のルールを教えられたりしたら素直に従いましょう。転職して、新しい職場に慣れるには、2週間、最低でも10日くらいは勤務しないと、職場のルールなどは把握できないと思います。慣れるまでは前の職場で実践していたことは極力封印して、判断に迷うことなどは同僚などに聞いて覚えていってください。
職場に慣れてきたあと、新しい職場でルール化されていないもので、前の職場の良いところを活かせそうであれば同僚などに提案してみましょう!
まとめ
はじめての転職で失敗してしまう方は、注意を受けたときに「前の職場では…」と言い返す方が多いようです。一歩間違うと、指示に従わない、協調性がない、職場を混乱させる人材だと不本意な評価をされる可能性もありますし、その一件で同僚に距離を置かれてしまうこともありますので、そのような事態は避けたいところです。郷に入っては郷に従えという新鮮な気持ちで、新しい職場のルールを覚えていってください!
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