【施工事例】3階建て戸建て・足場なしで隠蔽配管エアコンを交換した実例紹介

「3階のエアコンが壊れたので量販店に行ったら、『これは隠蔽配管(いんぺいはいかん)ですが、再利用できないので新しい配管を外に通します。そのため足場が必要です』と言われた」
「見積もりを見たら、エアコン本体代より高い20万円以上の足場代が入っていて驚愕した」
都市部の3階建て住宅にお住まいの方から、このような悲鳴にも似たご相談をよくいただきます。
エアコンを1台替えるだけで総額30〜40万円……これでは諦めたくなるのも無理はありません。
しかし、結論から申し上げますと、その足場工事、本当は必要ないかもしれません。
正しい技術で既存の隠蔽配管を「再利用」できれば、外壁を触る必要がないため、足場なしで工事が完了するからです。
今回は、他店で「足場必須」と高額見積もりを提示された3階建て住宅にて、足場なし・低コストで交換に成功した施工事例をご紹介します。
なぜ、量販店は「足場が必要」と言うのか?

まず、なぜ高額な足場工事が提案されてしまうのか、そのカラクリを解説します。
量販店や一般的な業者が「足場が必要」と言う場合、その裏には以下のロジックがあります。
- 「今の隠蔽配管は使いたくない」 リスク回避のため、古い隠蔽配管の再利用を断るケースが大半です。
- 「だから、新しい配管を外に這わせたい」 隠蔽配管を使わないとなると、壁に新しく穴を開けて、外壁にパイプ(露出配管)を這わせるしかありません。
- 「3階の外壁工事には足場が必要」 3階から地面まで配管を下ろす作業は高所作業となるため、安全基準上、必ず足場を組まなければなりません。
つまり、「隠蔽配管を直す技術がない」から「足場を組んで外配管にするしかない」という結論になっているのです。
【施工事例】東京都・3階建て戸建ての現場から

今回ご依頼いただいたのは、築15年の3階建て戸建てにお住まいのA様です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 状況 | 3階の子供部屋のエアコン(隠蔽配管)が故障。室外機は1階の地面置き。 |
| 他社の見積もり | 「既存配管は再利用不可。外壁に新しい配管を通すため、足場設置が必要」 → 工事費総額 35万円(うち足場代 20万円) |
| 当店のご提案 | 「既存の隠蔽配管を洗浄して再利用」 → 足場不要・室内作業のみ |
作業のポイント:いかにして「再利用」するか

当店では、安易に外配管への切り替えを提案しません。まずは「今の配管を生かす」ことを最優先に考えます。
- 徹底的な「配管洗浄」 今回の配管再利用の決め手となったのが、専用機材による「配管洗浄(フラッシング)」です。 古いエアコンが故障していたため、配管内には汚れが溜まっていました。これを高圧洗浄で完全に除去することで、新品同様のクリーンな配管に蘇らせました。
- 室内側での「異径ジョイント」加工 新しいエアコンと既存配管のサイズが一部異なっていましたが、室内機側の接続部で「異径ユニオン(サイズ変換アダプタ)」を使用して溶接・加工。壁を壊すことなく接続しました。
- 気密試験で「漏れなし」を確認 最後に窒素ガスを高圧で封入し、圧力計でガス漏れがないかを厳密にチェック。 「配管そのものには穴が開いていない」ことが証明されたため、安心して工事を完了しました。
結果:費用は1/3以下に!

- Before(他社): 足場を組んで外壁に配管を新設 → 見積もり 約35万円
- After(当店): 足場なしで既存配管を洗浄・再利用 → 工事費 約6〜8万円(+本体代)
足場代が丸浮きしたことで、費用を大幅に抑えることができました。
また、外壁に新しい配管カバーがつかないため、「家の外観がスッキリしたまま」という点でも大変喜んでいただけました。
まとめ:その足場代、払う前にご相談を
「3階建てだから足場は絶対」ではありません。それは「隠蔽配管を扱えない業者」の都合である場合が多いのです。
もちろん、既存配管が物理的に破損している場合など、どうしても足場が必要なケースもゼロではありません。しかし、多くの場合は「配管洗浄」という技術で解決可能です。
「高すぎてエアコン交換を諦めていた」という3階建て住宅にお住まいの方。
足場を組んでしまうその前に、ぜひ一度、当店の「隠蔽配管再利用」の診断をご利用ください。現場の状況に合わせた、最もコストパフォーマンスの良い方法をご提案いたします。





