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コラム

エアコン専用コンセントがない!増設工事の費用と分電盤の空き確認方法

「子供部屋に新しくエアコンを付けたいけど、壁の上にコンセントがない」 「足元のコンセントから延長コードで繋いじゃダメなの?」
エアコンを購入する際、盲点になりがちなのが「専用コンセント(専用回路)」の有無です。 エアコンは家電の中でも消費電力が非常に大きいため、普通のコンセント(他の家電と共有している回路)や延長コードを使うと、発熱して火災の原因になります。 そのため、現在の工事基準では「専用コンセントがないとエアコン設置はお断り」というのが業界の鉄則です。

「じゃあ、コンセントを増やす工事っていくらかかるの? うちの古い分電盤でもできるの?」 今回は、安全にエアコンを使うために必須となる「専用回路増設工事」の費用相場と、工事が可能かどうかのセルフチェック方法について解説します。

なぜ「専用」じゃないとダメなのか?

考える女性

家庭のコンセントは通常、1つのブレーカー(20A)から複数の部屋へ電気が分配されています。 もし、ドライヤーと電子レンジを使っている同じ回路でエアコンを起動すると、一瞬で容量オーバーになりブレーカーが落ちます。

さらに怖いのが、延長コードの使用です。 エアコンの大きな電流が流れ続けると、コードが耐えきれずに熱を持ち、溶けて発火します。 「エアコン火災」の多くは、この不適切な電源接続が原因です。だからこそ、分電盤からエアコンまで「一本道」で電気を送る専用回路が必要なのです。

専用回路増設の費用相場

費用

工事費用は、「分電盤(ブレーカー)」から「エアコン設置場所」までの距離とルートによって大きく変わります。

工事の種類費用相場特徴・条件
1. 標準的な工事15,000円〜25,000円前後分電盤とエアコンの部屋が同じ階で、距離が近い(10m以内)。
配線は「露出配線(モール仕上げ)」で、壁や天井の隅を這わせる。
最も一般的なパターンです。
2. 難易度が高い工事30,000円〜50,000円以上分電盤が1階で、エアコンが2階(階またぎ)。
配線を壁の中や天井裏に隠したい(隠蔽配線)。
屋外を通して配管を引き回す必要がある。
ユニットバス의点検口などを通して大掛かりな作業になる場合。

※エアコン設置と同時に依頼することで、出張費などが割安になるケースが多いです。

工事ができるか?「分電盤」の空きを確認しよう

「工事を頼みたいけど、うちは増やせるのかな?」 そう思ったら、洗面所や玄関にある「分電盤(ブレーカーボックス)」を見てみてください。

  1. チェックポイント①:空きスペースはあるか?

    小さなブレーカー(安全ブレーカー)が並んでいる列を見てください。

    • 「予備」と書かれたスイッチがOFFになっている。
    • 何もない黒いスペース(ブランク)があり、蓋がされている。

    これらがあれば、そこに新しいブレーカーを差し込むだけで済むため、スムーズに工事が可能です。

  2. チェックポイント②:空きがない場合は?

    「全部のスイッチが埋まっていて、スペースもギチギチだ……」 この場合でも、諦める必要はありません。
    「増設ボックス」の設置: 分電盤の横に、小さな箱(ブレーカーボックス)を追加で取り付けて、回路を増やします。追加費用(数千円程度)がかかりますが、問題なく工事可能です。

  3. チェックポイント③:メインブレーカーの容量(アンペア数)

    家全体の契約容量(左端の大きなブレーカーの色や数字)も確認しましょう。 「30A」契約で、すでに頻繁にブレーカーが落ちているご家庭の場合、エアコンを増やすとさらに落ちやすくなります。この機会に「40A」や「50A」への契約変更(電力会社への申請)をおすすめすることがあります。

賃貸物件の場合の注意点

注意

賃貸マンションやアパートで専用コンセントがない場合、勝手に工事をしてはいけません。 壁に配線を這わせたり、穴を開けたりする作業になるため、必ず「大家さんや管理会社の許可」が必要です。

古い物件の場合、「エアコン設置を条件に、大家さん負担でコンセント工事をしてくれる」ケースもありますので、まずは相談してみましょう。

まとめ:電気工事も「空調のプロ」にお任せを

エアコン工事と電気工事はセットです。 量販店などで「コンセントがないなら工事できません」と断られたり、「電気工事は別の業者を探してください」と言われたりして困っているお客様が意外と多くいらっしゃいます。

  • 分電盤からの専用回路増設
  • 電圧切り替え(100V⇔200V)
  • コンセント交換

当店は「電気工事士」の資格を持つスタッフが常駐しており、エアコン設置と同時にこれらの電気工事もワンストップで行えます。 「うちはいくらかかる?」と気になったら、分電盤と設置場所の写真を送ってください。概算のお見積もりを即座にお出しします。

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