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知ってるようで知らない『お彼岸』
本年 2021年の秋のお彼岸は、9月20日~26日までの7日間とのこと。
秋のお彼岸真っただ中の本日は、お彼岸についてご紹介いたします。
・お彼岸とは?
・春のお彼岸・秋のお彼岸っていつ?
・お彼岸と春分の日・秋分の日の関係は?
・春と秋のお彼岸の違いは?
・お彼岸の過ごし方とは?
お彼岸とは?
お彼岸とは、日本独自の仏教行事の事。
ご先祖さまを供養し、感謝をささげる精進期間とされています。
この期間にはお墓参りや法要などを行い、ご先祖さまに思いを馳せるのが一般的です。
お彼岸の始まりは聖徳太子の時代にさかのぼるともいわれており、とても古くからある風習なのですね。
「彼岸」という言葉は、
私たちが生きている「此岸(この世)」に対して
「向こう岸(煩悩や迷いから脱した仏さまの世界)」を意味する言葉です。
しかし、私たちが普段「お彼岸」という言葉を使うときは、こういった仏教的な本来の意味ではなく、
期間中に執り行われる法要やお墓参りのことを指しているのが一般的ですね。
春のお彼岸・秋のお彼岸っていつ?
春は「春分の日」、秋は「秋分の日」を、中日として
前後3日間合わせて7日間ずつが「お彼岸」の期間です。
◇2021年(令和3年)秋のお彼岸期間
今年(2021年)の秋分の日は9月23日(木・祝)ですので、
9月20日(月・祝)から9月26日(日)までの7日間という日程。
・9月20日(月・祝) 彼岸入り
・9月23日(木・祝) 中日(秋分の日)
・9月26日(日) 彼岸明け
お彼岸と春分の日・秋分の日の関係は?
お彼岸が、なぜ春分・秋分の日を中心に行われるのか?
「真東から太陽がのぼり、真西へ沈んでいく日であるため」です。
「彼岸」には、「悟りの境地(極楽浄土)を目指す修行」といった意味があります。
そして、仏教において極楽浄土があるとされているのは「西の彼方」です。
太陽が真東からのぼって真西へ沈む春分・秋分の日は
「この世と極楽浄土が通じやすい日」と考えられるようになりました。
そのため、春分・秋分の日を中心にお彼岸が行われるのですね。
春と秋のお彼岸の違いは?
春と秋のお彼岸の違いは「お供えもの」です。
春は「ぼたもち」で、秋は「おはぎ」をお供えします。
ぼたもち、おはぎのほかにも、お菓子(落雁など)や花を供えることもあります。
大切なのはご先祖さまに喜んでもらうことであるため、形式にとらわれすぎず生前の好物などを供えてもよいでしょう。
お彼岸の過ごし方とは?
地域ごとによって、さまざまな文化や風習もありますが、一般的には「中日」の前後7日間にお墓参りをします。
墓石を洗って周りに生えている雑草なども抜き、線香や花を供えましょう。
その後は、手を合わせてご先祖さまに感謝の意を伝えます。
家族そろって足を運び、ご先祖さまに挨拶する機会にされる方も多いですよね。
今回は知っているようであまり知らなかった『お彼岸』についてご紹介いたしました。
お休みの日にでも、家族みんなでお墓参りに行ってお掃除などいかがでしょうか?
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