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派遣バイトはやめたほうがいいの?アルバイトとの違いって何?

先週は弊社でも指折りの人気イベント『バレンタインデー』でした。


この時期に初めて弊社を知って、登録されたスタッフさんも多いかと思います。
お電話口で「派遣会社」とお伝えするとびっくりされる事も多かったので、派遣会社について掘り下げていきたいと思います!

派遣の種類と特徴


派遣会社には『常用型派遣』『登録型派遣』という働き方があります。

派遣会社と常に雇用契約を結んで、1つの派遣先での就業が終われば間を空けずに次の派遣先へ!
となるのが『常用型派遣』です。給与が安定して入るので安心して働ける派遣となっています。

特定のスキルや業種でのみ出来る人気の働き方ではありましたが、
平成25年4月1日から本人が希望すれば無期雇用派遣という形で
常用型派遣として勤務することが可能となりました。

その一方で学生さんに人気のバレンタインデーのように、
お仕事が決まった際にだけ雇用契約を結んで、それ以外は就労の義務が発生しないのが
『登録型派遣』と呼ばれる働き方です。

長期休暇等を活用して働ける点や、アルバイトよりも時給が高いといった理由で選ばれることが多く、
また未経験でも採用いただけることが多いので、こちらで勤務される方が弊社では多くなっています。
派遣会社であるディースパークが間に入って、時給や労働期間を決めて働くので
「明日からもう来なくて良いよ!」「時給そんな金額だっけ?」
なんていう、想定しうる限りのトラブルが防げる働き方です

アルバイトよりも時給が高いのはなぜ


自分のアルバイト先の求人を見たら、派遣会社が200円ほど高い時給で募集していた!
こういったことが実は発生しやすい状況になっています。
というのも、派遣社員の方の給与は2020年の改正労働者派遣法による『同一労働同一賃金』という考え方によって、同じ業務をしている正社員の方と待遇を同じにしましょう。というルールが出来ました。

弊社では労使協定方式という方式を採用しているので、正社員の待遇と同じになるであろう金額を

働く職種の0年目勤務の基準値×地域指数+交通費(実費)+退職金(前払い)

という計算のもと、お支払い金額を決定しています。

飲食の販売であれば東京の最低賃金は時給1076円(2023年2月時点)ですが、
上記の計算で派遣スタッフにお支払いする金額は同じ東京では時給1315円(2023年2月時点)となります。


この時給が高いのは、派遣先の店舗代表者などもご存知なので、必然的に就業時間が長い募集のみになったり、出勤頻度の条件が高めに求められたりします。

派遣を選ばないほうがいい理由


お仕事条件を調整してもらえる!時給高め!
上記を挙げると、派遣会社を選ぶ理由が出てくるかと存じます。
ただ、そんな中でもやっぱり派遣ではない働き方の方が良いんじゃないか
というパターンもあるので、参考にしていただければ幸いです。
(上長に怒られませんように…!笑)

1つの会社で長く勤めたい!
 有期労働契約の派遣では、3年を超えて1つの事業所(部)での働き方は出来ません。
 また本人は1年目でも、派遣先の企業様が3年間派遣を使っている場合は手続きが必要になるので、
 もう派遣は使わないかなと切り替えられることも…。
 「非正規でのスタッフを長く雇うなら、正規スタッフを安定して雇うべき」という考え方のルールとなります。
 
 派遣会社も長く勤めている方を派遣先で直接雇用してもらえるよう交渉や、
 無期雇用派遣に切り替えて勤務を継続していただくといったお話も勧めますが、
 派遣先が了承いただけない場合は異なる派遣先・業務への派遣でご相談をすることになります。

・働けない業種がある

  •  警備業務
  •  建設業務
  •  港湾運送業務
  •  病院や医療関連施設における医療関連業務
  •  弁護士、税理士、弁理士、司法書士、行政書士、社会保険労務士といった士業

 上記5つは派遣してはいけない、いわゆるネガティブリストと呼ばれるものです。
 上記での経験を積みたい方は派遣ではない方法での就業をお探しいただくことになります。

雇用契約期間によって働けないお仕事がある。
 派遣会社側も、派遣スタッフの安定した就業を支援するために
 『日雇い派遣は原則禁止』というルールがあります。
 雇用契約期間が30日未満のお仕事は下記に当てはまる方にのみ紹介をしましょう。というものです。

  •  雇用保険の加入要件を満たさない昼間学生
  •  60歳以上の方
  •  副業として勤務し、本業で年間500万円以上の収入がある方
  •  世帯年収が年間500万円以上あり、主たる生計者以外の方

     当てはまらない方は雇用契約が30日以上あるお仕事の紹介となりますので、
     必ずしも希望条件に沿った紹介というのが出来ない可能性があります。

派遣会社を賢く使うコツ


長く勤められないし、職種は制限があるし、雇用契約期間はルールがややこしいし…
と、派遣を諦めてしまうのはちょっと待ってください!

探している条件によっては、とってもオススメしたい働き方なんです!

・派遣は未経験からでもチャレンジできる!
 未経験向けのお仕事から経験者向けのお仕事に切り替え、そして正社員に!
 といったキャリアアップも派遣であれば出来ちゃいます。
 実際にディースパークスタッフが憧れのアパレル店で店長として正規採用されたことも。
 学生さんも単発などの初めて販売から、
 百貨店経験を活かして人気スイーツショップで卒業まで働くということが出来ます。
 そういったキャリアアップや転職相談も、派遣会社に出来るのは強みです。

・長期休暇、次の就職までの期間を活用できる
 接客販売が特に強いディースパーク。
 お仕事の量は圧倒的に春休み・夏休み・冬休みといった期間が多くなります。
 学生さんであれば長期休暇や留学前の期間を活用したり、就活が終わった残りの半年だけ!
 と期間を制限して働くことが出来ます。
 フリーターであれば転職活動の合間に働くといったスケジュール調整も出来るのは魅力。

・給与や雇用契約期間、派遣先について相談しやすい
 雇用契約を結ぶ際に必ず派遣会社を介するので、最低賃金よりも時給が低い!
 契約期間が終わっていないのに急にお仕事がなくなった!
 というトラブルも避けられるのは強み。

 またスタッフの頑張りや成果を企業にお伝えさせていただいて、時給交渉も行っています。

まとめ


派遣が良いのか、正規雇用が良いのか…検討いただくのに役立ちましたでしょうか?
ご自身が働く目的に応じて、メリットもデメリットもあるというのが回答とはなります。

迷われる方は「とりあえず登録」をして、キャリアコーディネーターの話や相談をして決めても良いと思います。登録制派遣の良いところは登録するだけなら『タダやで¥』というところも、大阪在住の筆者としてはオススメしたいところ。

新年度に向かって、新しいことを始める第一歩にいかがでしょうか?

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